【筋膜はがし】筋膜の癒着には膝裏伸ばしストレッチが必須!
今日は「膝裏伸ばしストレッチ」について
お話ししていこうと思います。
「膝裏伸ばしストレッチ」って
一般的にハムストリングスを伸ばす…
という認識ですよね?あなたもそうですか?
私の場合、「膝裏伸ばしストレッチ」は
ただ単純に太ももの後ろのハムストリングスを伸ばしてほしい…
という訳ではありません。
癒着を剥がすために伸ばしてほしいと思っています。
じゃないと、膝は伸びないので、膝の痛みは改善しないと思うからです。
癒着ってなに??
って聞こえてきそうなので解説すると、
「筋肉を包んでいる筋膜が他の筋膜とくっついてしまっている状態」のことを指します。
通常、筋肉同士はくっついていないので、
各々が独立的に走行しています。
しかし、何かしらの異常
(特に摩擦、圧迫、捻転、剪断などの物理的な負担)
が慢性的にかかり続けることで
筋肉を包んでいる筋膜は癒着してしまいます。
くっついてしまうということは、
1つの筋肉が動いたら、くっついている筋肉も一緒になって動いてしまうし、
関節の可動域を著しく制限してしまいます。
こちらの動画でも筋膜や癒着に関して解説していますので詳細を知りたい方はご覧ください。
筋膜の癒着は「癒着した時」を分かる人は一人もいません。
気付いたら癒着していて、痛みが起きて、初めて気付くものです。
しかも、筋膜同士だけではなく、脂肪体も靭帯も癒着します。
あまりイメージできない方からすると、「え!そんなことがあるの?!」って思われても仕方がないと思います。
では、「膝裏伸ばしストレッチ」に話を戻します。
膝裏のハムストリングスですが、
特に内側の「半膜様筋」と「腓腹筋内側頭」が癒着してしまいます。
この2つの筋肉は変形性膝関節症の場合、
通常よりも筋肉を使い過ぎてしまうことが知られています。
つまり、使い過ぎてしまうことで
癒着しやすいのです。
使い過ぎることは良くありません。
しかも、、
半膜様筋は1箇所だけではなく、5箇所に付着すると言われています。
腓腹筋内側頭は関節包(膝を深部で覆っている薄い膜)や内側側副靱帯にも付着すると言われています。
何が言いたいかというと、
ここの部分の癒着があるだけで、関連する色々な部位の動きも制動してしまうので
膝の全域に相当なダメージが加わってしまう!!!!!
ということです。
しかも、半膜様筋と腓腹筋内側頭が癒着しているということは
膝は曲がっている状態(屈曲拘縮と言います)なので、膝関節を伸ばすことができません。
膝は伸びないといけません。
理由は、
膝関節が曲がっていると、前十字靭帯や後十字靭帯などの靭帯が緩んで機能しなくなってしまうからです。
この靭帯たちは膝が伸びて機能を発揮します。
曲がった状態では、靭帯は休憩モードに入るので、
膝を支えるのは筋肉と筋膜だけです。
これでは、あまりにも弱過ぎます。
理由は、
筋肉と筋膜は疲れてしまうからです。
靭帯は疲れません。
筋肉と筋膜は栄養で動きます。
使い過ぎると、筋肉と筋膜への栄養が減り、酸素が減り、血流量が落ちて、
やがて硬くなります。
「膝が痛いのは筋力がないから…」
と聞いたことはありませんか?
そりゃ、靭帯が機能しないんだもん。筋肉だけだと無理だよ。
筋肉は使い過ぎてヘトヘトなのに、さらに筋トレさせるつもり?
そんな状態で「運動しましょう」「筋トレしましょう」という言葉を信じた方々が頑張るとどうなるか…?
筋肉と筋膜は一層硬くなり、関節が動かなくなります。
関節の可動域が狭くなってしまうのです。
そして、変形が強くなってしまうのです。
恐ろしいですよね…
なので、このブログを読んでくださっている皆様は
膝が痛い場合は「動き過ぎない」ということを覚えておいてくださいね。
とにかく緩めてください!
そして、この「膝裏伸ばしストレッチ」ですが、
私のやり方では、
単純にハムストリングスを伸ばすのと同時に、
腓腹筋内側頭を奥の方向に圧迫します。
通常、ここに癒着があると、
腓腹筋内側頭は内側に偏位してきます。
この動きをセーブして、正しい反対方向に誘導してあげてください。
そして、30秒以上は伸ばしてください。
でないと、筋膜の癒着が剥がれないだけではなく、筋肉の短縮も改善しません。
では、動画をきちんと見て、実践してください!応援しています!
−鈴木慎祐
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院長 鈴木慎祐
Posted: 10月 21st, 2019 under 変形性膝関節症, 膝痛.
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