2019/05/23(木)
【膝痛】外側広筋の特徴
本日は、変形性膝関節症による膝痛でも他の膝痛でも
非常に関与が大きい外側広筋についてご紹介させていただきます。
外側広筋は
大腿四頭筋の4つの筋肉のうちの1つです。
名称には「外側」と付いていますが、
ただ外側にある筋肉ではなく、
中央にも後面にも幅広く存在している特別な筋肉です。
そんな外側広筋は、
幅広く存在している分、その範囲をすべて緩めないといけません。
じゃないと、せっかく外側広筋を緩めたのに
「あれ?外側広筋を緩めたのに全然膝が曲がらない」ということになります。
なので、
特に外側広筋の上部は筋肉ですが、下部の方は徐々に腱になっていきます。
緩めなくてはいけないのは腱ではなく筋肉なので、外側広筋は上部を特に緩めなくてはいけません。
と言うか、上部を緩め忘れている方が多いので大切です。
他の外側広筋の特徴についてはこちらをご覧ください↓↓
外側広筋を幅広く緩めることが大切であると
お伝えしましたが、
膝痛でお悩みの方の外側広筋が
どこで筋膜癒着を起こしているのかが分からないからです。
だからこそすべてを緩める必要があります。
時間がない場合、押していたいところだけでも構いません。
つまり、圧痛のあるところを緩めていくということです。
外側広筋が硬いと、
連結している腸脛靭帯や他の大腿四頭筋の動きも
阻害してしまいますので結構厄介ですよ。
今日お伝えしたことを念頭に
またセルフケアに励んでいただきたいと思っています。
ー鈴木慎祐