2019/08/04(日)
【動画3本!!】変形性膝関節症の膝の痛みを根本から改善させる!!
カテゴリー:変形性膝関節症
今回は「変形性膝関節症の膝の痛みを根本から改善させる!!」というタイトルで
生活に役立つ膝痛情報をお届けしていきます。
基本的に「膝が痛い」状態というのは、
大きく2つの要因に分かれます。
1つ目は化学的要因です。
これは、炎症のことです。
何かしらの異常が膝関節に起こり、限界を超えると炎症が起きます。
炎症とは、膝の周りに熱を持ったり、腫れたり、赤みを持ったりすることです。
(この時は温めずに冷やしてあげてください。また、寝る時はクッションか枕を足の下に置いて心臓より高めにするといいでしょう)
これらは、炎症が起こっている部位に様々な化学的物質が集中することで起こります。
しかし、適切な処置ができれば時間が解決してくれることが多いです。
2つ目は物理的要因です。
これは硬い筋肉や癒着している筋膜などで起こりますが、
強い摩擦が筋肉の付着部(腱)で起こったり、膝関節に強いひねりが生じることで痛みを起こしている状態です。
この場合、化学的要因とは異なり、時間が解決はしてくれません。
なぜなら、ずっとそのままだからです。
なので、硬い筋肉を緩めなくてはいけませんし(筋スパズム)、
短くなった筋肉は伸ばしてあげなくちゃいけませんし(筋短縮)、
癒着している筋膜をはがさなくてはいけません(筋膜癒着)。
膝の痛みを解決する場合、
化学的要因の場合は時間が解決してくれることはお伝えしました。
しかし、きちんと冷やしたり、足を上げたり、安静にしていなくてはいけません。
無視をすると炎症が長期化してしまいます。
(特に膝のお水は軟骨を溶かしてしまうので早く炎症を抑えましょう)
私のような専門家の出番は物理的要因による膝痛の時です。
この時、まずは筋スパズムと筋短縮と筋膜癒着の解決に全力を注ぎます。
ここがめちゃくちゃ大切です。
ここが解決できれば、膝の痛みはほとんど解消することでしょう。
ですが、膝の痛みが改善した後にも大切なことがあります。
それは「再発を防ぐこと」です。
再発を防ぐということは、
膝に負担がかからない姿勢にするということです。
膝に負担がかからないカラダ作りが必要です。
ですが、これには時間がかかります。
今まで何十年と膝に負担をかけていた人がいきなり負担のかからないカラダにすることは難しいです。
なので、習慣化が必要になります。
色々な方法がありますが、
今回お伝えするのは「エクササイズ」です。
ある筋肉のエクササイズをお伝えします。
膝痛を代表する病気といえば、
「変形性膝関節症」ですが、
多くの方が背中や骨盤が丸く後ろに傾いてしまっています。
このままではカラダの関節のほとんどが不安定な状態なので、
関節を安定させるために、
本来は不必要なはずの筋肉まで常にアイドリング状態で活動し続けてしまいます。
ずっとお水を出し続けていたら水道代が高くなってしまうのと同じで
筋肉も使い続けていたら限界が来て硬くなります。
そのままでいると血流が悪くなり、やがて「線維化」という特殊な状態に陥ってしまい、なかなか緩まなくなってしまいます。
話を戻すと、カラダが後ろに傾いた状態では膝も物理的に曲がってしまいます。
これでは膝の痛みが再発するのも時間の問題です。
そんなことを防ぐ為のエクササイズをご紹介します。
まずは筋肉に対するエクササイズを2つご紹介です。
まずはこちらから↓↓
これは「小殿筋」のエクササイズ方法です。
小殿筋とは、お尻についている小さな筋肉で股関節を安定させてくれます。
また、股関節や骨盤のインナーマッスルとして働くので
骨盤前傾(骨盤が前に倒れること) を促すことができるので、
膝が伸びやすくなる環境を作ることができます。
非常に簡単なので、ぜひ試してみてください。
次はこちら↓↓
これは「外閉鎖筋」のエクササイズ方法です。
外閉鎖筋とは、骨盤の後ろに付いている小さく細かい筋肉で
骨盤の安定化に関わる重要なインナーマッスルです。
変形性膝関節症などで骨盤が後ろに倒れることを防いでくれるので
膝が伸びやすいカラダづくりができます。
簡単にいうと、「股割り」です。
ポイントとしては、
・膝を曲げるというよりは腰を落とすこと
・つま先を外側に向けること
・膝のお皿を外側に向けること
・肩幅以上に足を開くこと
・腰を落とす時に膝が前に倒れないようにすること
です。
それだけなので、慣れてしまえば簡単です。
少しずつでいいので、ぜひ試してみてください。
さて、ここまで膝の痛みが再発しない為のカラダづくりとして
小殿筋と外閉鎖筋についてお伝えしてきました。
詳細は動画を見ていただければいいのですが、
2つとも股関節、骨盤など膝関節よりも上の関節を安定させることです。
膝への負担を決める大切なことなので、しっかり覚えておいてください。
さて、最後にもう1つ動画をお送りしたいと思います。
最後は「肩甲骨のエクササイズ」をお伝えします。
このエクササイズは肩甲骨を良い位置に戻すことによって
膝への負担を減らすものになります。
膝に対して直接的なエクササイズではありませんが、
膝よりも上の位置から膝へアプローチしている点は小殿筋と外閉鎖筋のエクササイズと同じです。
まずはこちらの動画をご覧ください↓↓
非常に簡単にできるかと思います。
ポイントは肩を90°以上 挙げた状態で肩甲骨を寄せる(内転)させることです。
ここを無視してしまうと、動画でも解説していますが、
肩甲骨の下方回旋が生じてしまうので肩を痛めてしまう可能性があります。
肩甲骨を内転させることで胸椎伸展が起こるので、膝も伸びやすくなります。
ぜひ、お試しください。
さて、今回のブログでは膝の痛みを根本的に改善させる為の方法として、
一気に3つの動画をお伝えしてみましたが、いかがでしたか?
膝に直接アプローチすることも非常に大切ですが、
他の部位へのアプローチによって
毎日、膝へ負担がかからないカラダの状態を築いておくことはとっっっても大切です。
変形性膝関節症の原因はすり減った(実際には溶けている)軟骨ではありませんが、
あまりにも変形を放置していると、やがて骨が見えてきます。
膝の軟骨には神経のセンサーがないので痛くはありませんが、骨には骨膜にたくさんの神経のセンサーがあるので
激痛が起こります。
軟骨が減りすぎるのは良くありません。
なので、変形性膝関節症による痛みの原因が筋肉の硬さと筋膜の癒着だとしても、
変形の進行を抑える必要があるわけです。
変形の進行を防ぐためにもきちんと習慣化して毎日エクササイズを行うようにしてください。
いきなり30回もしなくてもいいので、徐々に増やしていってください。
膝に痛みを感じる時には無理してやらなくて結構です。
その時は私に相談してください。
何事もまずはやってみることが大切だと思っています。
今回は、普段当院で患者様にお伝えしているエクササイズの一部をご紹介しました。
ですが、このブログをご覧になってくださっているあなたのお役にも立てたらと思っています。
なので、膝の痛みに関して気になることや教えてほしいことなどがあれば教えてください。
ブログや動画で解説したいと思います。
よろしくお願いいたします。
では、エクササイズ頑張ってください!!
−鈴木慎祐
PS.
膝が痛い時の対策情報や院長のプライベートを少しだけ公開予定!!
PPPS.
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