2019/05/31(金)
【変形性膝関節症】正座ができない理由
カテゴリー:変形性膝関節症
本日は
変形性膝関節症の方の
正座ができない理由についてお話ししていこうと思います。
私が正座に関してよく聞くのが
「正座はしたいけど痛いから諦めた」
「正座はしない方が良いってテレビで言ってた」
「正座はしなくちゃいけないから無理やりしてる」
などです。
まず、正座はしてもいいです。
でも、炎症がある時だけは絶対にやめて下さい。
悪化するだけです。
太ももの前が伸びている感じ
大腿四頭筋がストレッチされている感じ
なら全然やってもOKです。
それ以外なら微妙ですが、
痛みが強かったらやめてください。
半月板性の痛みの可能性があるので、、
さて、正座ですが、
これは膝の深屈曲によって可能になります。
生理的な膝関節の運動範囲を超えているのです。
つまり、正常の範囲を超えています。
この時、膝関節では「亜脱臼」が起こっていて
それが正常です。
大体この話をするとビックリされます。
「えっっ脱臼?!?!?!」
って「大丈夫なんですか?!」って言われますが、
亜脱臼するのが普通で、亜脱臼しないと膝は深屈曲ができないので
正座ができません。
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いかがでしたか・・?!
正座をする為には
脛骨に対して大腿骨が脱臼することが普通で
それができないと正座ができません。
不思議に思うかもしれませんが、それが普通で
その為には大腿四頭筋や他の筋肉が
常に柔らかい状態にある必要があります。
ー鈴木慎祐