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【完全保存版】あなたが絶対に知るべき…変形性膝関節症の実態と原因

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今日は久しぶりに「変形性膝関節症」について解説していきたいと思います。

 

まず、疫学ですが、

分かっている方々だけで「1200万人」いると言われています。

これは、日本の人口の1/10です。

なので、10人に1人は「変形性膝関節症」だということです。

 

しかし、これだけでは正確な人数とは言えません。

このブログを見ているあなたも「変形性膝関節症」と言われたことがあるのであれば、

よく分かると思うのですが、「変形性膝関節症」になった時点でカウントされる訳ではなく、

最近、膝に痛みがあるな…腫れてきたな…なんか違和感があるな…と日頃の日常生活と比べてなにかしらの変化があったから

どこかしらの医療機関に行って、そこで初めて「変形性膝関節症」と言われたと思います。

 

 

 

なので、まだ診断されていない「隠れ変形性膝関節症」の方々も含めるとなると、数字が変わります。

 

 

 

結論から言いますと、現在約3000万人の方が「変形性膝関節症」だろうと言われています。

これは日本の人口の1/4です。少し、想像し難いですよね…

 

4人に1人は罹患している可能性があると考えると、

これはすでに「国民病」と言えます。

しかも、この情報は数年前なので、今現在はもう少し増えているかと思います。

 

 

 

そんな「変形性膝関節症」について概要を動画でまとめてみました。

何が正しくて、何が間違っているのか、きちんと理解していただきたいと思います。

 

まずは、こちらからご覧ください↓↓

 

 

 

変形性膝関節症って

そもそもどんな状態を言うの?どうたったら「変形性膝関節症」と言えるの?

と良く質問があります。

 

 

 

それについてですが、

ケルグレン・ローレンス分類という有名な世界基準があります。

これは、症状を重症度別で区分けするレントゲンの分類法なのですが、各ステージがあって、

あなたの変形性膝関節症が今、どのレベルなのか?を知ることができます。

 

 

 

軟骨の減り具合と関節の隙間の開き具合(関節裂隙)などから0、1、2、3、4と5段階の

どこかに該当されます。主に3と4に関しては手術適応とされています。

 

 

 

しかし、覚えておいていただきたいことが、変形は痛みの原因ではないということです。

私の動画やブログで何度もお伝えしているので、

ご覧になっていただいている方は分かると思いますが、

「変形=痛み」ではありません。

変形でダメージを被る軟骨には神経がないので当然と言えば、当然です。

 

 

 

まあ、極論、何が言いたいかというと、

「ステージ4であっても、痛みは改善することができる」ということです。

 

 

 

確かに変形が重症であればあるほど、筋肉も硬く、筋膜の癒着も高度でしょう。

時間はかかるかもしれませんが、一つ一つきちんと筋肉を緩めて、短縮している筋肉を伸ばして、

癒着している筋膜を剥がすことができれば、

膝は曲がり、膝は伸びます。すると、膝関節のブレやゆがみは落ち着きますので痛みは改善します。

 

 

 

もちろん、筋トレは悪化するので注意してください。

 

 

 

「え、、筋力を鍛えるのは良いことじゃないの?!」という方はこちらの動画をご覧ください↓↓

 

 

 

話を変形性膝関節症に戻しますが、

レントゲン画像に関しては、ケルグレン・ローレンス分類を使用するお医者様が多いので

覚えておくといつか役立つかもしれません。

 

 

 

 

そして、変形性膝関節症と診断された後、

どうゆう対処法を取っていくのか、、についてお話しします。

 

 

 

医療機関で多いのが、

物理療法として電気、超音波、ホットパックなどです。

これは気持ちが良くてリラックスできるのならば、私は良いと思っています。

しかし、膝痛が改善する理由が1つもないので改善は見込めません。

 

 

あとは、薬の内服です。

薬も色々とありますが、内臓に負担をかけてしまうばかりではなく、症状を一時的に抑制するものなので、あまりオススメはできません。

しかし、炎症症状が強く、痛みで眠れない、、という炎症による膝痛の場合にはオススメしています。

オススメというか、必須だとお考えください。

 

 

最近は漢方を出しているところも多いみたいですね…

漢方は医学的根拠は特にありませんが、試してみて良い感じがするのであればOKだと私は思っています。

中には漢方でも副作用が出る方もおられるみたいなので、その場合は処方された方にご相談ください。

 

 

「変形性膝関節症」には「浮腫(むくみ)」と「こむらがえり」が合併症のように、大変多くみられます。

あなたもそうではありませんか?

そのような場合、漢方が功を奏している方も結構多い印象です。あくまで私のお客様の中では、ですが…

 

 

最近は空前の健康ブーム…薬を飲みたくない方はストレスを溜めるくらいなら無理して飲む必要はない。

というのが私の意見です。主治医に相談してみてください。

 

 

あとは、注射ですね。

ヒアルロン酸注射、トリガーピント注射、ステロイド注射などが主流ですが、

当院に来院された方々はヒアルロン酸注射が圧倒的に多いですね。

 

 

 

注射は私はオススメしていません。

オススメしていない理由はこちらをご覧ください↓↓

 

 

 

勧められる可能性もあるので、1回はやってみても良いかと思います。

でも、それで改善が見られない場合は思い切ってやめるべきだと思います。

なぜなら、症状を緩和させるためのものであって、原因療法ではないからです。

 

 

 

例えば、我々人間はお腹が空いたらご飯を食べます。

ロボットの方はこのブログを見ていませんよね?笑

 

ご飯を食べると、空腹感が落ち着いて満足しますよね?

でも、ご飯がない場合、空腹感はどんどん強くなります。

その時にランニングをしたり、誰かをおしゃべりしたり、

空腹感をごまかすことはできます。

この時のランニングや会話が注射だと思ってください。

 

 

 

お腹が空いた時にはお腹に食物を入れてあげなくては原因は解決しません。

同じことが膝関節にも言えます。

 

 

 

筋膜が癒着して痛いのに、

筋肉が短縮して痛いのに、

なぜ、筋トレをして膝に負担をかけるのですか?

なぜ、たくさん歩いて膝に負担をかけるのですか?

 

 

 

本当の原因はなんなのか・・?

これがわかれば、あなたの膝痛改善への道に光が見えてきます。

 

 

 

そもそも、私は注射が大嫌いです。笑

自分が嫌なものを大切な方々に勧めることはできません。

 

 

 

さて、原因を知ることの大切さをお伝えしましたが、

変形性膝関節症はなぜ、なるのか?気になりませんか?

 

早く知りたい方はこちらの動画からご覧ください↓↓

 

 

 

 

膝関節は通常、

「膝蓋大腿関節;PF」と「大腿脛骨関節;FT」の2つに分かれます。

 

 

 

膝蓋大腿関節(以下;PF)は簡単に言うと、「膝のお皿」です。

大腿骨と脛骨の間の軟骨ばかり注目されていますが、

膝のお皿の軟骨にも注目してください。

 

 

 

なぜなら、変形性膝関節症は膝のお皿から始まると言われているからです。

 

 

 

大腿骨と脛骨の間に軟骨があるのと同じく、

膝蓋骨(膝のお皿)の裏にもしっかり軟骨があります。

 

 

 

基本的に膝蓋骨の動きには正規のルートがあります。

車の車線のように、”この動き方をするんだよー”とお皿は生まれながらにして覚え、体に順応していきます。

しかし、生活習慣やクセ、加齢や何かしらの疾患によって膝への負担が増えると、

当然、筋肉や筋膜の調子が悪くなってくるので、膝関節はゆがみます。

 

 

 

筋肉と筋膜のアンバランスが関節をブレさせてしまうのです。

すると、膝のお皿は正規のルートを動くことができないので、

大腿骨や脛骨の出っ張っている部分や膜組織などど衝突することが増えてきます。

車で例えるのであれば、車線内を走れないので、隣の車線を走行している車と

接触してしまいます。

 

 

大腿骨や脛骨、他の膜組織と接触頻度が増えたり、摩擦刺激が増えたり、圧迫刺激が増えたり、

負担が慢性的に増えることで、軟骨裏面の軟骨は徐々にすり減り、毛羽立ってきます。

すると、関節のゆがみはさらに大きくなってしまいます。

 

 

 

関節のゆがみが大きくなるので、

膝のお皿の軟骨だけではなく、

大腿骨と脛骨の間の軟骨がダメージを受けるのも当然です。

 

 

 

前述していますが、

軟骨自体に神経はないので、変形が痛みを起こすことはありません。

しかし、軟骨が全てなくなってしまうと…どうなると思いますか?

 

 

 

その下にある「軟骨下骨」と言う骨が露出されます。

軟骨下骨は軟骨ではなく、骨なので、体重がかかると激痛が起こります。

 

 

 

こうなってしまうと、流石に手術が必要になります。

この時ばかりはお医者様の力が必要です。

 

 

 

しかし、待ってください。

手術は「必須」とは言っていませんよ?

「必要」な場合ももちろんありますが、ほとんどの変形性膝関節症の人には

必要ないと思っています。

 

 

 

デメリットが大き過ぎるのです。

こちらで解説します↓↓

 

 

 

 

メスが入ると、癒着ができます。

その癒着は関節のゆがみを起こす可能性が高いです。

動画でほとんど解説しているので、詳細は割愛しますが、

本当に手術は最終手段にしていただきたいところです。

 

 

 

 

さあ、今回はこんな感じで終わりにしたいと思います。

いかがだったでしょうか?

 

 

今回は「変形性膝関節症」について盛りだくさんの解説となりました。

私は、不必要な手術は減らしたいし、膝痛を世界中からなくしたいと本気で想っています。

膝の痛みでお悩みのあなた、お話だけでも構いませんのでまずはご連絡ください。

きっとお役に立てると思いますよ。

 

 

 

 

−鈴木慎祐

 

 

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【必読】階段で膝が痛くなることにお悩みのあなたへ《ひざ痛/整体》

 

 

 

本日は「階段で膝が痛くなることにお悩みのあなたへ」というタイトルですが、

階段で膝が痛くなる「その理由」なぜ、痛くなるのか?についてお伝えしていこうと思います。

 

 

 

まず、階段と言いましても、

登る時と降りる時がありますよね。

 

 

 

あなたは登る時と降りる時、どちらの方が痛いですか?

 

 

 

もしかすると、驚かれるかもしれませんが、

「階段で痛いです、、」と話される方のほとんどが、

降りる時の痛みです。

 

 

 

もちろん、「どちらも痛い」という方もいますが、

降りる時の方が圧倒的に多いです。

 

 

 

登る時の痛みは基本的に「大腿四頭筋」が関与していることがほとんどで、

当院の整体技術でこの筋肉の硬さや筋膜の癒着を剥がすことに成功すれば、

登る時の痛みは割と早めに落ち着いてきます(重症度にもよります)。

 

 

 

それよりも、改善に時間を要し、強い痛みを起こすのが

「降りる時の痛み」です。

 

 

 

なので、今回は「階段を降りる時の膝の痛み」を中心に取り上げていきます。

 

 

 

なぜ、階段を降りるだけなのに、そんなに強い痛みなのか、、と言われると

結論、「膝蓋下脂肪体;IFP」が関わっているからなのですが、

これは後述します。

 

 

 

まずは、こちらの動画を見ていただいた方が早いかもしれません↓↓

 

 

 

 

さて、動画はいかがだったでしょうか?

 

 

 

動画内でもお伝えしていたとは思いますが、

階段の痛みの根本的な解決を図るには、

ズバリ!!「膝のお皿(膝蓋骨)」です。

 

 

 

ここをどうにかしないと、階段の痛みは絶対に改善しません。

 

 

 

膝のお皿について全然知らない方、または

もっと詳しく知りたい方はこちらの動画もおすすめです↓↓

 

 

 

 

ここからさらに膝のお皿について詳しくお話していきますが、

淡々とお伝えするよりも、

階段を降りる時って

どんな動きをしているのか?どうなっているのか?をよく知っておく必要があります。

その話の中で膝蓋骨について触れていきます。

 

 

 

 

階段を降りる時、

というのは「膝が曲がる動作」と「体重が膝にかかる」といった2つのアクションに大別されます。

 

 

 

まず、「膝が曲がる動作」について解説します。

 

この膝が曲がる時というのは、大腿骨と脛骨が曲がる動き(近付く動き)なのですが、

これだけでは不十分で、膝蓋骨(膝のお皿)もきちんと下がらないと、膝という関節は曲がりません。

(ちなみに膝が伸びる時はお皿は上に移動します)

膝蓋骨が下がらないと膝関節を壊しかねません…注意が必要です。

しかも、、最大8cmも下がると言われています。

 

 

 

そんな下がるの…?!とお客様はみなさん大抵驚かれます(笑)

 

 

 

階段が痛いというお客様のほとんどはお皿が下がりません。

しかも、これはただ下に8cm下がればいいというわけではなく、

「お皿の下がり方」というものがあります。

 

 

 

たとえば、

車で運転中に白線の中を運転しなくてはいけないのと同じで、

膝蓋骨も正しい線上の中を動かなくては痛みが起きます。

お皿が正しい位置にあることと、お皿が正しい動きをすること、

この2つを解決できない限り、階段時の痛みは何度も起こります。

たとえ、痛みが落ち着いても再発するでしょう。

 

 

 

じゃあ、なんで膝のお皿が下がらないのか?良い軌道で下がれないのか?ですが、

現在、考えられることとしては、

 

お皿の上にある組織…

・中間広筋と膝蓋上嚢の癒着

・膝蓋上嚢と前大腿脂肪体の癒着

・大腿四頭筋の短縮

 

などが考えられます。

(詳しく知りたい方は個別で聞いてください。お伝えします。)

 

 

 

今あげた原因のなかで、

さて、あなたはどれが関わっているか?を見つけるのが膝痛整体の専門家である私の役目です。

 

 

 

これらの筋肉や筋膜の異常があると引っ張られて膝蓋骨の位置がブレるので、

膝が曲がる時には当然、ブレながら下がります。

 

 

 

膝のお皿の周囲には、

痛みを感知するセンサーを大量に持っている「膝蓋下脂肪体」が広範囲に存在していて、

その脂肪体を挟んでしまったり、強い圧を加えてしまうことで膝の痛みが起こります。

 

 

 

なので、このような場合は膝蓋下脂肪体もカッチカチになっている場合がほとんどです。

 

 

 

よく、膝の音を気にされている方がいますが、

この音というのは、

・膝のお皿がきちんと下がれていなくて骨との間(正確には滑膜という組織との間)で擦れる音

・膝蓋下脂肪体が潰されて擦れる音

が多いです。

 

 

 

その証拠に

階段を降りる時に膝が痛い方はよく膝から音が鳴っています。

 

 

 

そして、次に「体重が膝にかかる動作」についてですが、

よく「痩せないと膝の痛みは良くならないよ〜」なんて言われた経験はありませんか?

 

 

 

ですが、実際には「体重=ひざ痛」ではなく、体重はひざ痛にほとんど関係ありません。

ただ、単純に膝の圧迫力がかかるだけです。

 

 

 

ですが、ひねり(回旋)や変形が強い方の場合は別問題です。

 

 

 

年齢に関わらず、ひねりが変形が強い方の場合、

体重によって回旋力、伸張力、圧縮力が過剰になり、

痛みを起こします。

 

 

 

このような方の場合、体重を落とすことも必要ですが、

それだけでは根本的な解決にはならないことを覚えておいてください。

 

 

 

体重と階段の関係について話を戻しますが、

体重はきちんと膝に乗れば問題ないとお伝えしました。

 

 

 

ですが、ブレていると痛みを起こします。

階段を降りる時、あなたの膝蓋骨が適切な位置にない場合、

そこには体重の負担がめちゃめちゃかかってしまいます。

 

 

 

すると、膝蓋骨は余計に白線の外へ動き出そうとしますし、

膝蓋下脂肪体のセンサーがフル活動してしまいます。

そうなると痛みは当然起こります。

 

 

 

これまでの話を整理すると、

階段で降りる時には

膝を曲げる動作と体重が膝にかかる動作があり、

膝を曲げる時に膝蓋骨が正しい位置にない場合、

体重の負担がモロにかかり、痛みが出る、、

ということです。

 

 

 

体重を減らすことよりも、

断然!膝のお皿を正しい位置に戻すこと、それからお皿が下にちゃんと下がることです。

 

 

 

これでも痛みが残る場合は「膝蓋下脂肪体」の関与でしょう。

膝蓋下脂肪体に関してはこちらをご覧ください↓↓

 

 

 

 

先ほど、膝蓋骨が下がらない原因をあげましたが、

あれは生活習慣に起因することです。

他に、骨折や術後の癒着でも同じことは起こります。

 

 

 

例えば、膝蓋骨骨折です↓↓

 

 

 

当然ですが、その方々によって原因は異なります。

しかも、階段時の痛みというのは「年齢が関係ありません」

10歳代でも痛くなります。

 

 

 

さて、今回のブログでは、階段の痛みや膝蓋骨について結構詳細にお伝えしました。

しかし、実際には単一的ではなく、

色々な要因があり、症状を複雑化しています。

 

 

 

整体院や接骨院など、どこへ行っても改善しない膝の痛みでお悩みの方はご連絡ください。

 

 

 

−鈴木 慎祐 (すずき しんすけ)

 

 

 

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【動画3本!!】変形性膝関節症の膝の痛みを根本から改善させる!!

 

 

 

 

今回は「変形性膝関節症の膝の痛みを根本から改善させる!!」というタイトルで

生活に役立つ膝痛情報をお届けしていきます。

 

 

 

基本的に「膝が痛い」状態というのは、

大きく2つの要因に分かれます。

 

 

 

1つ目は化学的要因です。

これは、炎症のことです。

何かしらの異常が膝関節に起こり、限界を超えると炎症が起きます。

 

 

 

炎症とは、膝の周りに熱を持ったり、腫れたり、赤みを持ったりすることです。

(この時は温めずに冷やしてあげてください。また、寝る時はクッションか枕を足の下に置いて心臓より高めにするといいでしょう)

これらは、炎症が起こっている部位に様々な化学的物質が集中することで起こります。

しかし、適切な処置ができれば時間が解決してくれることが多いです。

 

 

 

2つ目は物理的要因です。

 

 

 

これは硬い筋肉や癒着している筋膜などで起こりますが、

強い摩擦が筋肉の付着部(腱)で起こったり、膝関節に強いひねりが生じることで痛みを起こしている状態です。

 

 

 

この場合、化学的要因とは異なり、時間が解決はしてくれません。

なぜなら、ずっとそのままだからです。

なので、硬い筋肉を緩めなくてはいけませんし(筋スパズム)、

短くなった筋肉は伸ばしてあげなくちゃいけませんし(筋短縮)、

癒着している筋膜をはがさなくてはいけません(筋膜癒着)。

 

 

 

膝の痛みを解決する場合、

化学的要因の場合は時間が解決してくれることはお伝えしました。

しかし、きちんと冷やしたり、足を上げたり、安静にしていなくてはいけません。

無視をすると炎症が長期化してしまいます。

(特に膝のお水は軟骨を溶かしてしまうので早く炎症を抑えましょう)

 

 

 

私のような専門家の出番は物理的要因による膝痛の時です。

この時、まずは筋スパズムと筋短縮と筋膜癒着の解決に全力を注ぎます。

 

 

 

ここがめちゃくちゃ大切です。

ここが解決できれば、膝の痛みはほとんど解消することでしょう。

ですが、膝の痛みが改善した後にも大切なことがあります。

 

 

 

それは「再発を防ぐこと」です。

 

 

 

再発を防ぐということは、

膝に負担がかからない姿勢にするということです。

 

 

 

膝に負担がかからないカラダ作りが必要です。

ですが、これには時間がかかります。

今まで何十年と膝に負担をかけていた人がいきなり負担のかからないカラダにすることは難しいです。

 

 

 

なので、習慣化が必要になります。

 

 

 

色々な方法がありますが、

今回お伝えするのは「エクササイズ」です。

 

 

 

ある筋肉のエクササイズをお伝えします。

 

 

 

膝痛を代表する病気といえば、

「変形性膝関節症」ですが、

多くの方が背中や骨盤が丸く後ろに傾いてしまっています。

 

 

 

このままではカラダの関節のほとんどが不安定な状態なので、

関節を安定させるために、

本来は不必要なはずの筋肉まで常にアイドリング状態で活動し続けてしまいます。

 

 

 

ずっとお水を出し続けていたら水道代が高くなってしまうのと同じで

筋肉も使い続けていたら限界が来て硬くなります。

そのままでいると血流が悪くなり、やがて「線維化」という特殊な状態に陥ってしまい、なかなか緩まなくなってしまいます。

 

 

 

話を戻すと、カラダが後ろに傾いた状態では膝も物理的に曲がってしまいます。

これでは膝の痛みが再発するのも時間の問題です。

 

 

 

そんなことを防ぐ為のエクササイズをご紹介します。

 

 

 

まずは筋肉に対するエクササイズを2つご紹介です。

 

 

 

まずはこちらから↓↓

 

 

 

これは「小殿筋」のエクササイズ方法です。

 

小殿筋とは、お尻についている小さな筋肉で股関節を安定させてくれます。

また、股関節や骨盤のインナーマッスルとして働くので

骨盤前傾(骨盤が前に倒れること) を促すことができるので、

膝が伸びやすくなる環境を作ることができます。

 

 

 

非常に簡単なので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

次はこちら↓↓

 

 

 

これは「外閉鎖筋」のエクササイズ方法です。

 

外閉鎖筋とは、骨盤の後ろに付いている小さく細かい筋肉で

骨盤の安定化に関わる重要なインナーマッスルです。

 

 

 

変形性膝関節症などで骨盤が後ろに倒れることを防いでくれるので

膝が伸びやすいカラダづくりができます。

 

 

 

簡単にいうと、「股割り」です。

ポイントとしては、

・膝を曲げるというよりは腰を落とすこと

・つま先を外側に向けること

・膝のお皿を外側に向けること

・肩幅以上に足を開くこと

・腰を落とす時に膝が前に倒れないようにすること

です。

 

 

 

それだけなので、慣れてしまえば簡単です。

 

 

 

少しずつでいいので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

さて、ここまで膝の痛みが再発しない為のカラダづくりとして

小殿筋と外閉鎖筋についてお伝えしてきました。

 

 

 

詳細は動画を見ていただければいいのですが、

2つとも股関節、骨盤など膝関節よりも上の関節を安定させることです。

 

 

 

膝への負担を決める大切なことなので、しっかり覚えておいてください。

 

 

 

さて、最後にもう1つ動画をお送りしたいと思います。

最後は「肩甲骨のエクササイズ」をお伝えします。

 

 

 

このエクササイズは肩甲骨を良い位置に戻すことによって

膝への負担を減らすものになります。

 

 

 

膝に対して直接的なエクササイズではありませんが、

膝よりも上の位置から膝へアプローチしている点は小殿筋と外閉鎖筋のエクササイズと同じです。

 

 

 

まずはこちらの動画をご覧ください↓↓

 

 

 

 

 

非常に簡単にできるかと思います。

ポイントは肩を90°以上 挙げた状態で肩甲骨を寄せる(内転)させることです。

ここを無視してしまうと、動画でも解説していますが、

肩甲骨の下方回旋が生じてしまうので肩を痛めてしまう可能性があります。

 

 

 

肩甲骨を内転させることで胸椎伸展が起こるので、膝も伸びやすくなります。

 

 

 

ぜひ、お試しください。

 

 

 

さて、今回のブログでは膝の痛みを根本的に改善させる為の方法として、

一気に3つの動画をお伝えしてみましたが、いかがでしたか?

 

 

 

膝に直接アプローチすることも非常に大切ですが、

他の部位へのアプローチによって

毎日、膝へ負担がかからないカラダの状態を築いておくことはとっっっても大切です。

 

 

 

変形性膝関節症の原因はすり減った(実際には溶けている)軟骨ではありませんが、

あまりにも変形を放置していると、やがて骨が見えてきます。

膝の軟骨には神経のセンサーがないので痛くはありませんが、骨には骨膜にたくさんの神経のセンサーがあるので

激痛が起こります。

 

 

 

軟骨が減りすぎるのは良くありません。

 

 

 

なので、変形性膝関節症による痛みの原因が筋肉の硬さと筋膜の癒着だとしても、

変形の進行を抑える必要があるわけです。

 

 

 

変形の進行を防ぐためにもきちんと習慣化して毎日エクササイズを行うようにしてください。

いきなり30回もしなくてもいいので、徐々に増やしていってください。

 

 

 

膝に痛みを感じる時には無理してやらなくて結構です。

その時は私に相談してください。

 

 

 

何事もまずはやってみることが大切だと思っています。

今回は、普段当院で患者様にお伝えしているエクササイズの一部をご紹介しました。

 

 

 

ですが、このブログをご覧になってくださっているあなたのお役にも立てたらと思っています。

なので、膝の痛みに関して気になることや教えてほしいことなどがあれば教えてください。

 

 

 

ブログや動画で解説したいと思います。

 

 

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

では、エクササイズ頑張ってください!!

 

 

 

−鈴木慎祐

 

 

 

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【膝の痛み】内側広筋の萎縮

 

 

 

今日は膝痛の方に多い「内側広筋の萎縮」

について解説していきます。

 

 

 

内側広筋は大腿四頭筋の1つで非常に大切な機能を持っています。

この内側広筋が萎縮すると様々な異常が起こってしまいます。

結果的に痛みが起こります。

 

 

 

まず、萎縮についてですが、

簡単に説明すると筋肉が縮んで痩せている状態です。

 

 

 

萎縮が起こると、

筋肉が伸びなくなり、

他の筋肉などとくっついてしまいます(癒着)。

 

 

 

内側広筋は膝の伸ばす時に必要な筋肉なので、

ここが適切に動かないと膝が伸びにくくなってしまいます。

 

 

 

膝が伸びる時には通常、内側の半月板も前方へ移動します。

ですが、内側広筋が萎縮して膝がきちんと伸びないと

内側半月板が前に移動することができなくなってしまって

痛みを起こしやすい状態になってしまいます。

 

 

 

内側半月板がきちんと前に出ないので

その前にある膝蓋下脂肪体という脂肪組織にも影響を及ぼします。

 

 

 

膝蓋下脂肪体とは膝関節の中を埋めている

クッション作用もある非常に大切な脂肪で

ここが硬くなってしまうので、痛みを起こしやすくなります。

 

 

 

 

ちなみに膝蓋下脂肪体の痛みは膝の痛みの中で1番痛いと言われています。

 

 

 

内側広筋が萎縮して機能しなくなるだけで

多くの異常を来してしまい、

膝痛が起こりやすい膝関節になってしまうのです。

 

 

 

そんな内側広筋の萎縮についての詳細を

こちらで解説していますのでご覧ください↓↓

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

もし、あなたが自分の膝を触ってみて

明らかに内側がポコンと凹んでいるのであれば

たとえ膝が伸びたとしても、何かしらの異常を来たす前かもしれませんので

用心してください。

 

 

 

−鈴木慎祐

 

 

 

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