本日は「膝痛の神経障害」についてお話ししたいと思います。

 

 

 

まず、神経障害ってご存知ですか?!

 

 

 

神経も血管や筋肉と同じく上から下まで走行しています。

その過程で「癒着」や「絞扼」が起こると、何かしらの異常が起きます。

それが神経障害です。

高速道路で事故や渋滞が起きるのと似ているかもしれません。

 

 

 

そんな神経障害ですが、痛みだけではなく、痺れも起こしてしまいます。

少々、厄介な病態です。

 

 

 

膝痛では、「伏在神経障害」と「閉鎖神経障害」が有名です。

聞いたことない方も多いかと思います。

 

 

 

そんな方はこちらからご覧ください↓↓

 

 

 

 

伏在神経障害と閉鎖神経障害は、

どこで緩めたらいいのか、、

走行している神経のどこで癒着や絞扼が起きているのか、

ここを見極めることが大切です。

 

 

 

あと、このような神経障害は

膝が痛くても、膝に原因がありません。

 

 

 

膝が痛いのは神経障害による「関連痛」が原因です。

 

 

 

なので、関連痛の場合は膝をいくらマッサージしても膝痛は改善しません。

 

 

 

ちなみにその関連痛は「膝の内側部」に限定的です。

 

 

 

あと、圧痛がありません。

半月板や筋肉に問題がある場合、必ずそこに圧痛があります。

ですが、関連痛の場合は圧痛がありません。

 

 

 

注意して評価する必要があります。

 

 

 

ちなみに、痺れがある場合は重症化している特徴があります。

 

 

 

 

今後、膝痛の神経障害でも伏在神経性疼痛と閉鎖神経性疼痛を別々に説明していきたいと思います。

 

 

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