今日は「中殿筋」という

膝痛に大切な筋肉についてお伝えしていきます。

 

 

 

中殿筋は骨盤に付着する筋肉で、

膝痛に非常に関与します。

 

 

 

中殿筋の代表的な機能として、

歩行時に骨盤を水平に保持してくれます。

 

 

 

この機能が筋力低下などで行われないと

骨盤がブレてしまうのです。

 

 

 

マリリンモンローのモンローウォークのような

お尻をプリプリさせながら歩く歩き方は

中殿筋を「あえて」使っていない歩き方です。

 

 

 

つまり、あのような歩き方になってしまうということは、

中殿筋が機能的に作用していない証拠です。

 

 

 

街中で周囲の人の歩き方を見ていると、

案外多いですよ。

 

 

 

では、中殿筋が機能しないと、

膝痛にどんな弊害があるのか？？↓↓

 

 

 

骨盤がブレると、

ブレた位置から膝に体重がかかります。

 

 

 

ブレた状態で膝は負担を受けるので

膝はO脚やX脚になりやすくなります。

 

 

 

中殿筋が作用しなくなると骨盤が水平位に保てなくなるので

膝痛が起こりますが、

 

 

 

これだけではなく、

中殿筋は筋萎縮すると硬くなるので、

連結のある腸脛靭帯なども硬くなることがあります。

 

 

 

中殿筋は骨盤と股関節の筋肉なので、

一見膝痛に関係なさそうですが、

事実として、ほとんどの変形性膝関節症の方は

中殿筋が萎縮しています。

 

 

 

それくらい大切ということですね。